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『ヨミトリ』の音楽・効果音を担当しました|負けても、もう一戦遊びたくなる音に

執筆者の写真: 瑠璃垣白黒
瑠璃垣白黒
9月6日
読了時間: 3分

更新日:9月20日

 まろぴよさんが制作した読み合い対戦ゲーム『ヨミトリ』で、私、音楽と効果音を担当しました。かわいい鳥たちがどんぐりを取り合うゲームですが、見た目の穏やかさとは裏腹に、相手の一手を考える時間が楽しい作品です。


 音づくりで大切にしたのは、長く遊んでも飽きずに、楽しい気持ちで続けてもらうこと。とくに負けたときの音は、がっかりしすぎないように明るく作りました。今回はゲームの遊び方と、制作時に意識したことをご紹介します。


ヨミトリのブラウザー版タイトル画面。フレンド対戦とCPU対戦のボタンが並ぶ

『ヨミトリ』ブラウザー版のタイトル画面。ゲーム画面 © まろぴよ。2026年9月6日撮影。


どんぐりへ進むだけなのに、相手の一手が気になる


 ヨミトリは、鳥の進む方向を選んでどんぐりを集める対戦ゲームです。2人対戦では、どんぐりを先に2つ集めることを目指します。盤面は5×5のチェス盤のような作りになっています。


 いちばん近いどんぐりに向かえばいつも有利、というわけではありません。相手も同じどんぐりを狙っているかもしれないし、こちらの動きを読んでいるかもしれません。目の前の盤面を見ながら「相手なら次にどうするだろう」と考えるところ(ヨミトリ)に、このゲームの面白さがあります。


ヨミトリのCPU対戦。5×5の盤面、どんぐり、方向ボタンとあべこべ・いれかえの操作が見える

ブラウザー版のCPU対戦画面。方向を選び、必要に応じて能力を使って「決定」します。ゲーム画面 © まろぴよ。


「あべこべ」「いれかえ」で、読み合いが変わる


 ヨミトリには、進む方向を反転させる「あべこべ」と、相手と場所を交換する「いれかえ」があります。さらに、鳥が重なると持っているどんぐりを交換する「かさなり」も。今いる場所や持っているどんぐりだけでなく、次の動きによって状況が変わるため、最後まで相手の選択が気になります。


 初めて遊ぶなら、まずCPU対戦で方向を選ぶ操作を試すと分かりやすいと思います。どんぐりを目指して動いてみてから、能力を使ったときに何が変わるかを確かめてみてください。相手の行き先を想像(ヨミトリ)できるようになると、小さな盤面の見え方も変わってきます。


音楽と効果音で、長く遊べる空気を


 私がヨミトリで担当したのは、音楽と効果音です。短い対戦を何度も繰り返すゲームだからこそ、長く聴いても飽きず、楽しく遊び続けられることを意識しました。


なかでも大切にしたのが、負けたときの気持ちです。まろぴよさんのゲーム制作方針の中でも、とても大切にされていた部分です。勝ち負けがはっきりするゲームでは、結果が出た瞬間に悔しさも生まれます。そのときに音まで重くなりすぎないよう、負けた場面も明るく仕上げています。


 「残念だった」で気持ちが止まってしまうより、「次はこうしてみよう」ともう一戦に向かってもらえたら嬉しい。そんな思いを込めて、遊びの時間全体を支える音を目指しました。プレイするときは、対戦中の曲だけでなく、操作や結果の場面の音にも少し耳を向けてみてくださいね。


ブラウザーから、まずは一戦


 ヨミトリは公式サイトからブラウザーでも遊べますが、オンライン対戦やランキングなど、アプリ版の方が遊びやすく機能が充実しています。詳しくは公式案内をご確認ください。









ゲーム音楽を探している方へ


白黒館では、ゲーム制作に使えるオリジナルのBGMや効果音も公開しています。作品への音楽制作のご相談は、お問い合わせページからどうぞ。この記事は制作実績の紹介です。ゲーム内の音楽・効果音を、この記事から素材として配布するものではありません。



 
 
 

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